川づくり・街づくり情報

江東区内の水準標

低地の実態が分かる水位標のいろいろ

東京都江東区には各種の水準標が設置されています。 

 東京都江東区の地盤特性である低地を認識し、区民が迅速に行動を起こして、水害に対して自らの力で生命・財産を守る一助にするための指標として、「水準標」が設置されています。これは、江東区が昭和33年度に区内の公園や小・中学校等に20箇所設置したのが始まりです。その後、経年による老朽化のため、旧タイプの水位標は殆ど撤去されましたが、平成に入りデザインも一新して13基改修しました。(他に国・都も1箇所設置)  私たちは、過去の大水害(既往高水位)を標示した「水準標」の前に立ってみると、普段意識していないけれども、如何に低地帯で生活しているかが、よく分かることでしょう。


提供東京都江東区役所


⑨区立第四砂町小学校内に設置されている旧タイプの水準標(江東区設置)
⑭区立東陽公園内に設置されている新タイプの水準標(江東区設置)
⑫□ 江東区役所内に設置。荒川の水位をリアルタイムで標示(都設置・区管理)
②□ 亀戸駅前公園内に設置。発光ダイオードの水位グラフと、水盤の水面が現在の荒川の水位を示しています。(国交省荒川下流河川事務所設置管理)
写真の水位は、約AP+1.7mです。大潮満潮時にはAP+2.1mとなり人の背の高さと同程度になることが分かります。
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