活動の年次記録

平成20年度総会

設立5周年記念・20年度総会成功裡に終了

―内閣府池内参事官の講演もあって満員の盛況―

総会参加者
総会参加者

5周年を記念する平成20年度の定時総会は6月18日14時から大成化工株式会社厚生棟で、評議員会、理事会に引き続き総会が地元の皆さんも大勢参加して開催されました。

今回は開会に先立ち、内閣府の地震防災の元締めである池内幸司参事官がご来場、中央防災会議「大規模水害対策に関する専門調査会」の設立趣旨から現在(第9回)までの検討結果についての講演がありました。講演には会員や地元の方の他に、荒川下流河川事務所の佐々木所長や葛飾区役所の防災関係の部署の方など多数が出席され、熱心に池内参事官のお話に耳を傾けていらっしゃいました。

今回は開会に先立ち、内閣府の地震防災の元締めである池内幸司参事官がご来場、中央防災会議「大規模水害対策に関する専門調査会」の設立趣旨から現在(第9回)までの検討結果についての講演がありました。講演には会員や地元の方の他に、荒川下流河川事務所の佐々木所長や葛飾区役所の防災関係の部署の方など多数が出席され、熱心に池内参事官のお話に耳を傾けていらっしゃいました。

池内参事官の講演
池内参事官の講演

次いで評議員会に入り、議事に先立ち石川理事長から今年は設立5周年にあたるので、この5年を振り返りその歩みとお世話になった方への感謝を述べたいとの前置きで、設立の趣旨と活動の成果を資料とパワーポイントを使って紹介、今後もいかに地元のみなさん共々活動の持続性を確保していくかが課題であるとの指摘がありました。

また、当NPOは「金持ち」ではないが「人持ち」であり、今日までもてる人材のネットワークを通じて多くの活動を行い成果をあげてきたこと、これらの人々に感謝するとともに、今後も地元の皆さんをはじめ関係する方々の支援をお願いするとの旨の挨拶がありました。

次いで事務局の渡邉喜代美氏から資料をもとに、当NPOの活動内容とそれを推進する活動体制の紹介、19年度の「全国都市再生モデル調査」に応募し、内閣官房都市再生本部の助成を得て行った「街づくり担い手育成を含め多様な主体が参画する安全・快適な街づくりの推進方策検討調査」の概要報告、過去2年にわたり河川環境管理財団からの助成を受けて実施した新小岩北地区におけるワークショップの歩みの紹介と、それを受けて平成20年5月10日に行われたシンポジウムで採択されたみんなが洪水対策に取り組むための「新小岩宣言」の紹介がありました。

その後、議案の審議に入り、まず第1号議案、「19年度事業報告」と第2号議案「19年度決算」並びに「監査報告」の説明、報告があって原案通り承認されました。

引き続き、第3号議案「30年度事業計画」及び第4号議案「20年度収支予算」、併せて特別会計として計上した「19年度から20年度にわたる全国都市再生モデル調査の予算総括表」についての説明があり、原案通り承認されました。
この間一般会員や地元の方から過去の経験に基づく提案や要望に関する発言が有り、有意義な質疑がなされました。

最後に第5号議案「役員の選任」も原案通り承認されました。本件に関連して理事に地元の方を加えて欲しいという要望があり、理事長から、地元との橋渡し役を果たす理事が必要なので、適当な方を是非推薦して欲しいとの意見表明がありました。予定時間を30分超過する活発な総会でした。

総会終了後恒例の懇談会が開催されましたが、今回は石川理事長の叙勲祝賀会を兼ねた会となり、松田理事の祝辞、花束贈呈、理事長の謝辞、副理事長の発声による乾杯、その他出席者からのお祝いの言葉などあって、和やかな雰囲気のうちに会は進行、締めは地元の中川前北新小岩連合町会長による三本締で賑やかに幕を閉じました。

今年度も河川環境管理財団から助成金を受けて広域ゼロメートル市街地研究会が実施する活動への協力や、葛飾区との協働事業など活動計画は目白押しです。どうか皆様も引き続き当NPOの活動をご支援くださるようお願いします。(事務局)

総会講演会・石川理事長叙勲祝賀会の様子
(左)総会前の講演会 (右)講演会で関連質問の徳倉副理事長
(左)叙勲祝賀会で挨拶の石川理事長 (右)祝辞を述べる小川評議員
(左)両手に花束の石川理事長 (右)総会参加の葛飾区の皆さん

 

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