- 2023.07.02
NPO法人について
令和4年度総会結果について(お知らせ)- 2022.10.15
輪中会議とシンポジウム
2022/10/15 第15回「輪中会議」を開催しました- 2022.07.03
NPO法人について
令和3年度総会 全議案承認で終了- 2021.12.03
ア!安全・快適街づくりニュース(年刊誌)
2021.09 vol.27- 2021.04.24
輪中会議とシンポジウム
2021/5/9に Web「輪中会議 2021」を開催しました
勉強会と講演会
第7回勉強会
今回は「六本木ヒルズ」の開発をテーマとして、街づくりの研究をしました。 勉強しました。 (講師:森ビルK.K社長室上席副参事 太田慶太氏 同計画技術二部課長 金井聡氏) |
- ●本プロジェクトは、掘り起こしから完成まで17年を要しましたが、太田氏は、15年間に渉り本事業の推進に尽力しました。
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●人口密度の比較
東京都心4区 86人/ha
ニューヨーク市マンハッタン 242人/ha -
●超高層の意義
こうした街を大きな街区に再編成したら、居住空間の確保等と合わせ、新たな都市空間を生み出すことが出来ます。
都市空間を生み出し、緑化を進めると、ヒートアイランド現象に対処する有効な方策となり、気温が2℃低下すると言われています。 -
●超高層を阻む要因
東京新橋地区は、震災復興事業として土地区画整理事業を施工し、完了しています。
しかし、街区規模が0.1ha程度で、道路復員も狭く、土地の高度利用に限界がありました。
土地の共有化、共同利用化への理解をいかにして高め、普遍化するのが街づくりの課題でした。 -
●開発整備の経緯
本地区は、昭和61年「再開発誘導地区」の指定を受けました。森ビル、テレビ朝日などが中心となり街づくり勉強会を立ち上げ、平成2年に再開発準備組合が発足し、権利者約500人の内93%の同意を得ました。
地区内には5町会がありますが、勉強会では地域特性、利害、価値観等の違いがあり、同意を得るまで長い時間を必要としました。
17年間で約1000回、多い時には年間で100回、3日に一度説明会を持ちました。
権利者約500人に対し、初期段階では3?4人が専属で折衝しました。昭和61年には6?7人、ピーク時には20?30人の体制を組みました。
推進組織としては、施設計画、住宅計画、権利変換計画チームを編成し、事業の効率的推進に取り組みました。
事業推進するために、仮住居を森ビルが100戸用意するとともに、権利者が見つけた住居については家賃を負担しました。